? 年金制度は維持できるのか-これからの年金プラン

年金制度は維持できるのか-これからの年金プラン


少子高齢化の日本社会では

厚生年金などは毎月の給与から差し引かれていますが、この金額がそのまま65歳の受給開始から受け取れるわけではありません。

毎月差し引かれているお金がそのまま受給されるとなると、気持ち的にも老後の為の積み立てと言うことで安心なのですが、毎月引かれているお金は今現在年金受給が行われている人へと使われているのです。

年金受給者の人数より、年金へ加入している人の数が多い時代はなんの問題もなく機能する制度になっていますが、逆になった場合はとても大変な事が起きてしまいます。

団塊の世代と言う言葉を良く耳にしますが、第1次ベビーブームに産まれた人たちの事を言い、この世代が年金受給者になると圧倒的に対象者が増加します。

加入者も同じように増えていけば差ほどの問題は生じないのですが、少子化の影響からどんどん子供の数が減り、年金加入者も減少していきます。

若い人の国民年金加入の状況もあまり思わしくなく、これから先の年金受給額にも悪影響が出てくるでしょう。

この問題を解決するべく様々な考えが取りざたされていますが、未だにきちんとした解決法が無いという事が現実です。年金が支給されるから老後は安心という時代では無く、自分でもある程度のお金を用意しておく必要があると言うことです。